意味が180度変わった日本語TOP5(驚きの語源と由来)

718 views
アバター画像
アシリ
え!あの言葉って今と昔で意味が全然違う!!

日常でよく使う言葉も昔と今で意味が変化しておりまして。そんな言葉の意味の変遷や歴史をご紹介します。

アバター画像
アシリ
古文が好きな人にも!

第5位 かわいい

昔の意味:かわいそう・気の毒

今の意味:愛らしい・魅力的

 

アバター画像
アシリ
あの子かわいいよね・・・

古文の初歩の知識でも出てきますが、かわいいは古文だと「かわゆし」と書かれ、愛らしいという意味合いよりも「気の毒」「かわいそうだ」というネガティブな意味合いで使われています。

あくまで一説ですが、「かわゆし」はもともと「かほはゆし(顔映ゆし)」の短縮であり、相手がまばゆいほどに優れていて気恥ずかしいことが語源なのだとか。

自分が圧倒される心理から転じて、相手にも不利だったりつらいことがあるのでは?と想像する心理に想像して使われるようになり、同情や哀れみの気持ちが「放っておけない&守ってあげたい」という感情に変化し、ほっておけないってことは・・・愛らしいよね?っていう連想ゲーム状態ですねw

「~そう」という本来推定の意味を持つ言葉をつけて「かわいそう」とすると、哀れみの意味になるのも、そのような過去の意味の残滓かもしれませんね。

参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/可愛い


第4位 すごい

昔の意味:興覚めだ、恐ろしい

今の意味:素晴らしい・圧倒的に良い

これも古文でありましたね。現代の「すごい」は古文で「すさまじ」と使われていることが多く、すさまじというワードは素晴らしいという意味ではありません。

「すさまじ」とは何か?というと、「荒む(すさむ)」の形容詞変化でしょう。荒むという意味からわかるように、荒れている、情緒のない、興ざめだ、おもしろくないというネガティブな意味ですね。

荒れているということから恐ろしい、不気味という意味となり、不気味心理的に驚くという心理だけが残っていき、人が驚くとは・・・素晴らしいこと!というポジティブな意味にも使われるようになったということのようです。

まあ、現代においては「すごく~」と言ったときに接続されるワードが良いとも悪いとも言い切れないので、本当に驚く!という心理的な部分だけの意味に使われてる感がありますね。

アバター画像
アシリ
君すごい才能だね!これほめてる?バカにしてる?

参考:https://gogen-yurai.jp/susamajii/


第3位 あっぱれ

昔の意味:あわれ

今の意味:すばらしい

あっぱれ、天晴ときくと、素晴らしい!と称賛する光景が思い浮かびますが、これも最初から素晴らしいという意味ではありませんでした。

古文で一番出てくるワード?でお馴染みの「あわれ」が語源ですね。

「あわれ」とは感動したときに出てくる感動詞「ああ・・・」という意味だったり、趣や情に触れて心から動かされたときの感情すべてに使えるジョーカー的な立ち位置でございましてw

「あわれ・・・」というだけで、趣があるなー、素晴らしいなー、さみしいなー、かわいいなーとか何でもおkだから高校のときには困ったもんですよねw

でも、現代だと「あわれ」というと「哀れ」という気の毒という意味合いだけになっています。

そう、「あわれ」という何でもおkな便利ワードが中世に「哀れ」と「あっぱれ」の二つに分岐したんですね。

「哀れ」は嘆きや悲哀のとき、「あっぱれ」は称賛するとき。

あわれ→あっぱれの変化を促音化というらしく、洗濯機を「せんたっき」と言っちゃうみたいなことです。

ポジティブな気持ち、力強い気持ちで「あわれ」言おうとしたら、「あっぱれ」になっちまうのは何となくわかりませんか??

わかるならそれでいい!

※本当は古代の日本語だと「あわれ」がAWAREじゃなくてAPARE的な音に近いからとかあるらしいです。

参考:https://gogen-yurai.jp/appare/


第2位 やばい

昔の意味:不都合・危険・まずい(江戸時代の隠語)

今の意味:すごい・最高・まずい(文脈によってポジティブ・ネガティブ両方)

これは古文の平安時代とか鎌倉時代の語源の話ではないようです。

語源は江戸時代のお話!矢場という的にめがけて矢を射るダーツみたいな遊技場がありましたが、実際はその裏では売春など危なーいことが行われていたのだとか。

だから、「矢場なこと」=法律に触れる危ないことという意味になり、明治だと警察に捕まりそうなヤベーこと、警察自体をヤバ呼ばわりし始めたらしいです。

で、そんな「やばい」が不都合とか危険というネガティブな意味合いで使われていたが、ネガティブな意味合いが薄くなって、驚きの意味合いだけで使うようになっていったのだとか。

こういう元々の意味無視して、驚きの表現として使い始めてるから意味違うじゃんってワード多いですね。

アバター画像
アシリ
これヤバめ~

参考:https://oggi.jp/7365167


第1位 適当

昔の意味:ちょうどよい・ふさわしい(『日本国語大辞典』)

今の意味:いいかげん・無責任(俗語的変化)

まあこれはよく言いますよね。

アバター画像
アシリ
適当にやっといて~

テキトーにやるってなると、いい加減に無責任にやるって思いますが、漢字とか見ても「適当」だからどう考えても相応しいとか丁度よい意味なんですよね。もともとは。

「適当にやる」という言葉が口語表現で使われていく中で、適当=ざっくりやるという意味に変換していったのだとか。

まあ命令する側は適当=適切にやっとけって言うけども、命令される側は相手が許すギリギリの手抜きでやるよなーっていうことでしょうかw

命令される側で考えれば、この言葉の変化は納得ですよね?

アバター画像
アシリ
テキトーってカタカナで書くと間違いなくテキトー

参考:https://eigobu.jp/magazine/tekitou#heading-52365


まとめ

日本語には、時代とともに意味が真逆に変わる言葉があるってのは面白いですよね。
日常で何気なく使っている言葉とか、なんでそんな意味なのか?訳が分からないワードってあると思いますが、元の意味と変化を知るとしっくりきますよね~。

関連記事

コメントする

CAPTCHA